
青く、広い空。
エメラルドグリーンの海には、魚が泳いでいるのが、
透けて見える。
ここは長崎県西海市横瀬。
日本にキリスト教が伝来した場所である(正確には平戸の次ですが)。
今は数十件の集落があるだけで、往時の輝きは微塵も感じられない。
しかし、普段、四角に切り取られた空ばかり見ている私は、
空の大きさ、海の大きさを久々に実感。

正面に写る、八の子島には、よく目を凝らしてみてみると、小さな白い十字架が立っている。
これは昔、ポルトガル船が横瀬港に入ってくる時の目印に使われていたそうです。
そして、奥にちょこっと写っているのが佐世保の町です。親父はこの港までバスでやってきて、ここから佐世保の高校まで通っていたそうです。
今は当時の3分の1の時間の15分で佐世保までつくそうです。

そして、右手に見えますのは、
長崎で『ペーロン』と呼ばれている船です。
中国船がモデルになっているみたいで、
長崎では夏になるとボーイズ達が乗り込んで、
ドラと太鼓のリズムに合わせて櫂をこぎまくります。
地域に一つは船があり、市内や町内の地域対抗で「えんち(自分の)海」でもって、こぎまくります。
櫂が合わないととんでもなく重く感じで、
前にも全然進まないのですが、太鼓のリズムに合いだすと風を切って海の上を進む感覚は最高です。
(ゴール前は乳酸地獄を味わいますが・・・)
まぁ、なんでこんな所に来ているかというと、
墓参りのついでに、海の駅に寄ったのでした。
1200円のバイキングで、サザエの新鮮な刺身があるというこの地域ならではの滅茶苦茶な設定なのです。
まぁ、余談ですが、一枚目の写真の右側の山は実はアメリカ合衆国です。カリフォルニア州です。
(目を凝らしてみると高いフェンスが張り巡らされています。)
戦争が終わっても、平和の代償として取られているのです。山の中はきれいに切り抜かれていて、半島全体が巨大な石油の備蓄庫になっているみたいです。
こののどかさに、ショッキングな事実ですが。
その代償として、この閑散とした地域には狸も歩かない高規格道路や、手厚い福祉施設が溢れています。
まぁ、何ともいえませんが。。。